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ネットの怖い話・都市伝説まとめ局

怖い話と都市伝説を感想付きでまとめています
友人の話。

彼女の実家は山中の里にあり、幼稚園に上がる頃まで彼女もそこに住んでいた。
そこの裏山に、幼い彼女の奇妙な遊び友達がいたらしい。

ある晩、母親が就寝しようとすると、彼女の姿が消えていた。
慌てて探すと、濡れ縁にちょこんと腰掛けている愛娘が見つかった。
駆けよろうとして硬直する。
母の足を止めたのは、ズズッズズッという音だった。
重い物を引き摺るような、耳障りな摩擦音。

幼い娘の目線の先、広い庭の草の上で、何かがずりずりと這い回っていた。
息を殺して見つめるうち、それが黒いゴツゴツとした石だとわかった。
大人と同じくらいの大きさで、自力で這いずる石。

見たところ、娘が指差した場所に向かって、大石は動いていた。
子供らしい気まぐれで娘は次々に指す向きを変え、石は諾々とそれに従う。
娘は楽しくてたまらないように、キャッキャとはしゃぐ声を上げていた。
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