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ネットの怖い話・都市伝説まとめ局

怖い話と都市伝説を感想付きでまとめています
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子どものため、三時間睡眠にチャレンジしたら…。

身の毛もよだつホラー短編集#35 「ママの頑張り」





大学生の頃の話。

俺は下宿近くにある定食屋で出前のアルバイトをしていた。
まあ本業の片手間の出前サービスって感じで、
電話応対や√検索、梱包、配達まで、調理以外のをほぼ全てを俺一人でこなすという感じだ。
客の大半は俺と同じように大学近くで下宿する学生なので、
1年もバイトをすれば寮の名前や位置は勿論、どんな人が住んでるかってのが大体わかってくる。

その日もいつも通り数件の配達をこなして、そろそろ上がりっていう時に店の電話が鳴った。
以下はその時の会話。
「毎度ありがとうございます、○○(定食屋の名前)です」
『宅配をお願いします』
「ありがとうございます。それではお名前とご住所、お電話番号をお願いいたします」
声の主の返事はなかった。
自分の住所を正確に把握していない人は経験上割といたので、
きっと調べているのだろうと、その時の俺は別段気にすることもなく返事を待つことにした。
案の定暫くすると、
『A田、○○町△△□□番地、080-~』
という返答があり、俺も一安心。
その後はいつも通りオーダーをとった。
ゼンリン(※地図サービス)で調べると、名前からしていかにもな学生マンションの場所に一致した。

商品を荷台に乗せ原付で走って5分程度、農道を少し入ったところにそのマンションはあった。
結構大きい建物だったので遠目に見たことは何度かあるが、近くに行ったのはその日が初めて。
鉄骨4階建てのかなり年季の入った趣、外観だけ見てもボロいことはすぐにわかった。
21時を過ぎたそこそこ遅い時間なのに、灯り一つついていない。
正直、家賃1万円でもここには住みたくないというのが俺の感想。
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