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ネットの怖い話・都市伝説まとめ局

怖い話と都市伝説を感想付きでまとめています
2019/07 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031
先日、とあるこじんまりとした旅館に泊まった。
少し不便なところにあるので訪れる人も少なく、静かなのが気に入った。
スタッフは気が利くし、庭も綺麗、部屋も清潔。文句なしの優良旅館だ。

山の中にあるため夜遊びする場所もなく、日付が変わるころには旅館の中は静まり返っていた。
早めに床に就いた俺は、夜中の2時過ぎ頃かな、なぜか目が覚めてしまったんだ。
その後寝付けないので、静まり返った館内を探検してみようか、なんて思いついた。

部屋のドアを開けると、廊下は電気が消えていて真っ暗。
非常口を示す緑の明かりだけが、寒々しく廊下を照らしている。
旅館にしては不自然だが、「省エネかな?大変だな」などと馬鹿なことを考えながら、俺は肝試し気分で探検をしていた。

突然目の前で人が動いた気がして、俺は目を凝らした。
窓から入ってくる月明かりの中、客室のドアの前で何かをしている旅館スタッフのおっさんがぼんやりと見えた。
カチャカチャという小さな金属音が聞こえたので、まさか盗みに入るつもりかと思い、俺は隠れて様子をうかがっていた。
だが彼は、ドアを開けようとしていたのではなかった。ドアに南京錠をかけていたのだ。
俺はまずいものを見た気がして、物陰に身を潜めてじっとしていた。
鍵をかけ終わったのか、おっさんがこちらに歩いてくる。
この先にあるのは俺の部屋だ。彼は俺を閉じ込めるつもりなんだ。体が強張った。
何かわからんが危険だ、絶対に見つかってはいけない、そう思って必死で息を殺していたが、
俺の横を通り過ぎた時、おっさんはあっさり俺を見つけてしまった。

[真夜中の宴会]の続きを読む
バイト先の社員から聞いた話書く。

俺は今ホテルで夜勤のバイトをしているんだけど、
夜12時以降でウォークインで女性の一人客は絶対に断るように言われてる。
ウォークインていうのは、予約なしでふらっとホテルにくることね。
酔っ払いとか明らかに営業に支障の出るお客様は満室って言って追い返すんだけど、
12時回った女性の一人客は普通に見えてもだめらしい。
それをバイトを始めて1カ月くらいたったときに言われて、最初は理由が分からなかったから聞いたんだ。

その人が言うには、
以前別の支店?のホテルで働いていたときに、今話したような女性の一人客が深夜に来たんだって。
時間も時間だし不思議には思ったらしいんだけど、
その日は日曜日で部屋もガラガラだったし、見た目清楚で普通に綺麗な人だったから鍵を渡して部屋に通したんだ。
その日はなんにもなくて、結局その人はチェックアウトぎりぎりの時間に出て行った。
チェックアウトするときも、笑顔であいさつしてくれて普通に感じの良い客って感じだったらしいんだ。
それで、チェックアウトしたら換気やつけっぱの電気を消す目的で部屋を回る作業があるんだ。
そこでその女の部屋に入ったんだけど、なんかおかしかったんだって。
たかが一夜っていっても、普通ゴミだったりタオルが置きっぱだったり、多少なりとも生活の跡が見えるんだけど、
それが全くなかったんだって。
それで、どのホテルにも客室アンケートってのがあるだろ?机の上にあるそれをなんとなく見たんだって。
そしたら最後の自由記入欄に、『本当はここで自殺しようと思ってました。』って書いてあったらしい。
それ以来、うちでは12時以降女性の一人客はお断りらしい。

怖いかどうかは分からないけど、個人的にぞっとした話。


<感想>

男性の一人客はOKなの?










もう何年も前の体験だ。
確か青森県内だった。出張で1泊するために安い宿を探して、適当に決めたホテルがあった。
そこは口コミもまぁひどくはなかったし、何より安かった。
俺のとこは宿泊代が定額で支給されていたから、少しでも安くして出張費を浮かせようとしたわけだ。

仕事を終えて夜になり、そのホテルに向かった。
古そうな4階建てくらいだったか、妙に細長い建物だった気がする。
安宿らしくロビーなんて狭くて乱雑に散らかってる。安っぽい赤い絨毯からは異臭すらした。
呼び鈴で受付を呼ぶと年配の男性が現われた。
チェックインしてエレベータ・・・このエレベータもまた臭う・・・に乗り3階の自分の部屋に入った。
狭い部屋にベッドとデスクと革の剥げた椅子という、ありきたりのビジネスホテルの部屋だ。
狭苦しくドブ臭い浴室でシャワーを浴びて、ベッドに腰掛けようとしてふと気づいた。
ベッドが木製だ。その下部は大きな引き出しになってる。
物入れ用だろう、連泊するわけじゃないから使うこともないと思ったが、何気なく取っ手を引いた。
目に飛び込んできたのが、大きな漢字だった。いや、ツクリは漢字みたいだが、読めない。
それは一文字10cm四方くらいの大きな字で、毛筆で布にびっしり書かれていた。
違和感をもったが、それ以上は気に留めず俺はそのまま引き出しを閉めた。
[異臭のする安ホテル]の続きを読む
社会人になりたての頃、学生時代の仲間数人で海辺の民宿に泊まり込んだ時の出来事。

新社会人のプレッシャーを忘れ、学生気分でダラダラ過ごそうと企画されたお気楽一泊。
日中、存分に海水浴を楽しんだ後で俺たちは宿に戻り、たそがれ時の薄暗い室内で一息ついていた。
「なあ、飯食ったら花火するんだろ?」
「買いにいかなきゃ。コンビニ遠いぞ」
「ドリンクも切れたし行くしかないだろ」
「それより裏山で肝試ししねぇ?」
なんて話をしていると、部屋のふすまがガラっと開いた。
そこに立っていたのは、俺たちにはお馴染の『おっちゃん』だった。

俺たちは高校時代、何をするでもなく放課後の図書室でダベっていた。
放課後の図書室は一種のサロン状態だった。
その輪の中に用務員のおじさんもいた。
奥さんが車で迎えに来るのが夕方なので、それまでの間図書室で学生たちと雑談して暇を潰していたのだった。
陽気でぶっちゃけた人柄で、皆から『おっちゃん』と親しまれていた。
[おっちゃん]の続きを読む
一昨年、会社の友達3人と東北に車で旅行に行った時の話です。

会社はソフトハウスで、とあるシステムの完成祝いでした。
閑散期だったので予約はせず行き当たりばったり。
最悪は車(エスティマ)の中で寝ましょうね、という小旅行。
かなりの山奥で●●荘という看板が目にとまり、よし今夜はここにしようという事になりました。

到着すると、年季の入った規模の小さな旅館でした。
私「ごめん下さい、予約していませんが泊めていただけますか?」
ご年配の女将「申し訳ありませんが、うちはご予約のお客様だけでございます」
田中「食事がなくても、泊まれるだけでもいいんですが、どうにか・・・」
村田「今当日予約ということで・・・ダメですか?」
女将「そういわれましても...」
私達「お願いします」
と、ごり押しして、離れの部屋で良ければということで、どうにか泊めてもらえることになりました。
部屋に通され、とりあえず座卓に座って一段落。
離れというのは本館に廊下1本でつながっている別館でした。
田中「離れって、何だろ、混んでいるのかな」
村田「若い女性客でもいるといいねぇ」
みたいな話をしていましたが、少なくとも車は私達の1台だけで、ロビーも閑散とした雰囲気で静かでした。
二人は風呂に行くと言い、私は一休みしてあとで一人でゆっくり入ることにしました。

[東北の小さな旅館]の続きを読む