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ネットの怖い話・都市伝説まとめ局

怖い話と都市伝説を感想付きでまとめています
自分が小学校に上がるか上がらないかという頃、母親が事故で死んでしまった。
残された父親は、今まで家事一つこなしたことがないような前時代的な人間。
当然父一人子一人の生活が上手く回っていくわけがない。
しかし母親には親兄弟もなく、父親の両親も既に他界。兄弟は子沢山ということで、
自分は父方の親戚の家にしばらく預けられることになった。

その親戚の家はまさにド田舎。隣の家まで数十メートルはあり、見渡す限りの緑緑緑。
煙草か何かの畑があって、なかなか大きな屋敷だった。
住人は中年と老人の間のような夫婦だけで、初対面の時の肌の浅黒さと手のふしくれをよく覚えている。
子どもが皆独立してしまった夫婦は自分をとても可愛がってくれた。
大して懐くわけでもない、笑顔をふりまくわけでもない子どもに随分親切にしてくれたと思う。

しかし自分は意味もわからず、ただ毎日死にたい死にたいとばかり考えていた。

[裏山の川]の続きを読む

じいちゃんが若い頃の話。

ダムで釣りをしていると大物がヒット、吊り上げると1m近くある岩魚。
意気揚々と家に帰ろうとすると、橋の上で一つ目の大男に出会った。
大男は何も言わず、じいちゃんから岩魚を奪い取ろうとした。
しかし意外と力が弱い。
じいちゃんは懸命に抵抗し、岩魚を抱きしめながら必死の思いで家に帰ってきた。
息を切らしながら玄関に立っているじいちゃんの姿を見た母親(じいちゃんの)は、キョトンとしながら言った。
「お前そんな物どうすんだ?」
じいちゃんが必死に抱いていたのは、1mはある流木だったそうだ。

じいちゃんは今でも、あれはキツネに盗られたと悔しがってる。


<感想>

そんな魚は下手に食べないほうがいいかも…。











知人Aの話

Aの実家は山の中腹にあり、御両親が食堂と小料理屋を足して2で割ったような店を営んでいた。
店の横の渓流で捕れる川魚料理と山菜料理は絶品で、
訪れた際は、塩焼き、骨酒、山菜おこわなどを御馳走になるのが楽しみだった。
商売気はなく、沢山の田畑を貸し悠々自適に暮らす夫婦の趣味の店といった雰囲気だ。

以前、Aの帰省に同行して厄介になっていた時、
団体客から問い合わせがあり、魚料理を要望された親父さんは用意できないと断った。
急な団体では仕方ないが、日を改めてという話も断るのは不思議だった。


[32匹]の続きを読む
ある年の秋。

友人がハマッたのに感化され、中型二輪免許を取った。
そして俺は発売されたばかりのヤマハ・セロー225というオフロードバイクを買った。
元々山好きな俺は「ヒマラヤカモシカ」という名を持ち、
どこまでも山の中に入り込んでいけそうなこのバイクを一目で気に入ってしまった。
仕事場に乗っていくと親方が、
「なかなかハイカラなバイクだな。だがホンダじゃないのが気にいらねぇ」
と感想を漏らしていた。

それからは荷物を持って行く時以外は、現場に行くにもセローで行くようになった。
仕事柄、現場は山麓に有る事も多いので、未舗装路でも気にせず走れるセローは非常に重宝した。
また、山奥のお社に上るには長い階段を上らなければならない事も多いが、
セローならちょっとした獣道でも入っていけるので、階段を避けてお社まで行く事も出来る事も多く、
何時しか無くてはならない仕事の相棒となっていた。

ある土曜日、現場を早めに切り上げてお社から更に奥に入り込んでいく獣道を登ってみた。
沢沿いに高度を上げていくと、少し開けた川原に出、其処に結構大きな滝が有った。
滝つぼは深く、清冽な水の中に岩魚の姿も見る事か出来た。
滝を良く見ると、裏側に空間があるのに気付いた。そして、滝の裏に入っていけそうな足場がある。
俺は興味を引かれ、滝の裏に入って行った。

驚いた事に、滝の裏にはかなり深い洞窟が有る。
しかも、入り口から5mほど入った所に、洞窟の高さに合わせたような朱塗りの鳥居があった。
「こんな所にお社が…?」
不思議に思った俺は、キーホルダーに付いているミニライトを点けて奥へと進んだ。
入り口から相当入り込んだ所に、湧き水が染み出して出来た池のような水溜りが有り、
まるで横溝正史の怪奇小説のような雰囲気にビビリ始めたころ、洞窟の行き止まりが見えた。
光が殆ど届かないので薄暗いペンライトだけが頼りだが、確かに小さなお社が有る。
そして、そのお社の前に誰かが座っているのが見えた。

[滝の裏]の続きを読む
2~3年程前の夏に、海水浴場で有名(?)な白良浜でバイトしてた知人から聞いた話の1つを紹介します。

話題を提供してくれたその知人自身は、霊感なんて物とは無縁らしく、
約3ヶ月近く元旅館だった店でほぼ1人で住んでいたそうですが、
皆さんが喜ばれるような体験は無かったそうです。
自分しかいない筈の2Fの廊下を、スリッパを履いて歩く様な音がしたくらいだそうです。

・・・と、前置きが長くなりましたが本編いきます。




[自殺の名所での悪戯]の続きを読む