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ネットの怖い話・都市伝説まとめ局

怖い話と都市伝説を感想付きでまとめています
2019/07 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031
古くから高山地帯は神聖な神の場所として、多くの国で尊敬を集め、恐れられてきた。
富士山を例にとると、五合目付近にはまだ植物が生えているが、それをすぎると高山植物も生えなくなる不毛の地となる。
昔からこういった生命を拒む高山は神の領域と言われてきた。
人間も高山に行くと、幻覚、幻聴、めまい、吐き気、頭痛などの多くの障害を人間に与える。
今は高山病として一まとめにされてしまうが、昔は神の警告として受け入れる文化が多かった。
高山で幻覚を見て、そのまま現実の世界に戻れなくなってしまうケースも多々ある。
私もその一端を味わったのでその恐怖が痛いように分かる。

俺が海外の中級クラスの山を登ってる最中にそれは起こった。
突然回りに人影がちらほら見え始め、少し行くと完全な人になった。
俺と一緒に歩いているその人たちは、太陽の反射のような強い光を放っていた。
俺を取り囲むようにふわふわと歩き続けている。
そのときの俺は恐怖なんて感じなかった、ただ心地よかったふわふわと歩き続けた。

気づいたときにはおれは救急隊のテントに寝ていた。
パーティのメンバーに言わせると、
聞いた事のない国の言葉を話しながら、今までの倍の速さで歩き始め、仲間が見失うほどの速さだった。
仲間が追いついたころには俺は倒れていた。
あの時覚えてるのは、このままいくか?ここにとどまるか?どっちかを選択したような感覚。
そのまま行ってたら、この世界に戻れてなかった気がする。


<感想>

段落ごとに一人称が変わってるんだけど…、
「私」と「俺」と「おれ」は同じ人ですよね?(汗)span>









俺のじいちゃんは山登りが好きで、正月はいつも山の上で初日の出を見るくらいな人だ。
じいちゃんレベルになると、富士山とかは雰囲気が俗っぽいからとか言ってマイナー山で見たいんだと。
その年も日の出に時間を合わせて暗いうちから登り始めたんだが、すれ違う人もいないくらい寂しい山。
8合目あたりに山小屋があるということで、そこで3時間ほど休んでいけば日の出のころには頂上につける。
じいちゃんはその山小屋をめざして登っていた。
6合目、7合目、すれ違う人もいまだゼロ。
8合目の標識をすぎて少し行くと山小屋が見えてきた。少し不気味な雰囲気だったと。
ドアはしっかり外から板で止めてあったので、じいちゃんはおかしいと思いながら裏に向かった。
裏口は少し開いていて、じいちゃんはノックしないで入っていった。
中には6人ほどの人が川の字になって寝ていた。
じいちゃんはちょっと怖くなったが、みんなを起こさないように空いてるスペースで横になっていた。
少し疲れが取れると、その場の雰囲気無性に怖くなりあたりを見回しはじめた。
そこで寝ている人たちのリュックやらの装備がどこにもないことに気づいた。
しかもしーーんと静まり返ってるのも異常すぎた。いびきも聞こえない。あまりにも静かだ。
怖くなったじいちゃんは時間を切り上げて頂上に向かう事にした。
すばやく身支度をすると裏口から急いで出て行った。
[初日の出登山]の続きを読む
母は、と言うか母の家系は、某山とよからぬ因縁があるらしく、
祖母より決してそこへ行ってはいけないと固く言われていた。
「あの山に行ってはいかん。絶対にいかんよ。行ったら帰ってこれんようになるよ」と。

ある冬の日、俺が小学校に入って間もないころ、親戚に不幸があり父と母と俺の3人で葬儀に出かけた。
全てを済ませて帰りはすっかり夜。途中、夕飯を済ませて帰ろうということになった。
高速のうどん屋さんで暖まり、残りの家路へと車を走らせる。
辺りはすっかり夜。時計は9時を回っていた。

車を走らせて暫くすると、父が「ああ゛~っ」と大きく欠伸をした。
葬儀の手伝いで1日走り回ったせいか、3人とも疲れて無言。
母はすーすーっと寝息を立て始めた。
俺はぼーっと窓の外を見ながら街灯を数え、アニメの歌などを口ずさんでいた。

ふと気付くと、高速から降りたはいいが辺りはえらく寂しい。
周りに民家はなく、街灯も少ない。
俺は心細くなり、運転する父に「家に何時ころつくとやか?」と聞いた。
すると父からは返事がなかった。
聞こえなかったのかな?と思い、もう一度「お父さん、家には何時ころつくんかね?」と聞く。
暫く返事を待ったが、やはり反応がない。
「お父さん?」
ミラー越しに顔を覗き込んだ。

[因縁のある山]の続きを読む
子供のころ両親が共働きで、うちには幼い俺を世話してくれてた佐々間のおばちゃんと言う人が居た。
おばちゃんはちょっと頭が良くなかったせいか、仕事は持たず、自分ちの畑とうちのお手伝いで食ってるようだった。
おばちゃんの仕事は、学校から帰ってきた俺にご飯を作ることと、家の掃除洗濯、
あと、体が弱く入退院を繰り返してた婆ちゃんの介護だった。

ある日、俺が学校から帰ってくると、珍しくおばちゃんは居なかった。
変わりにいつも寝たきりの婆ちゃんが起きていて、居間でお茶を飲んでいた。
おばちゃんが家に居るのが普通だったので、お婆ちゃんに「今日はおばちゃんは?」と聞くと、
「今日はまだ来ていないよ」と言って、俺を二階に閉じ込めるように押し込んだ。
「今日は誰が来ても降りてきちゃいけないよ」と言って、お菓子とぽんジュースを渡された。
「誰が来てもって、誰が来ても?」と聞くと、お婆ちゃんは少し困ったような顔で「そうだよ」と言い、
「シーっね」と口に指を当てながら襖を閉めた。

俺は大人しく炬燵に入りテレビを見てると、6時近くになって薄暗くなってからおばちゃんの声が聞こえた。
二階と言っても狭い家。玄関に誰が来たかくらいは聞き耳立てなくても分かる。
「洋介君はまだ帰ってきておらんかねえ」とおばちゃんが言うので、出て行こうかとも思ったが、
婆ちゃんの誰が来ても降りてくるなと言う言葉を思い出し、そのまま炬燵でごろ寝を続けた。
おばちゃんと婆ちゃんのやり取りに暫く聞き耳を立てながら、TVを見続けた。
[佐々間のおばちゃん]の続きを読む
石じじいの話です。

石を求めて山深く訪れたときに、じじいはいろいろ不思議なものを見つけたり、それらと遭遇したりしましたが、これも理解が難しい発見例です。
じじいがかなりの高山の森を歩いていたときに、「鎧武者の屍体」を見つけたそうです。
すこし森が開けた空き地のようなところにそれは転がっていたそうです。うつむいて臥していたといいます。
はじめ、どこかの「変態」が「趣味」で鎧を着て山に登って死んだのか?と思ったそうです。
もしこの屍体が最近のものならば警察に届けなければならないので、「なんぎなことよのうぅ」と気が重くなりました。
もし、それが「武士の時代」のものであれば、そのように保存が良いわけがないと思えたのです。
しかし、よく屍体を調べてみるとおかしなことに気がつきました。
鎧は非常に古びて見えたそうですが(色は、たぶん、黒い色だったとのことですが)、
屍体はミイラのようになっていて(乾いていて)、肉が少し残っていたそうです。
雨の多い地方なのに、そんな状態で保存されるのはめずらしいと(ありえない?)。
兜をかぶって、手甲も脚絆のような鎧もつけていました。
しかし、その鎧はいままで見たことがない型だったそうです。
歌舞伎や五月人形でみられるようなものではなく、装飾などが一切なく金属のちょう帷子でした。
装着している人物は非常に大きく、八尺はゆうにあったそうです。


じじいはその屍体をバールを使ってひっくり返して上を向かせてみましたが、顔の部分は白骨化していました。
その面貌は、目玉の孔がとても小さく互いに離れていて、上下顎には歯が一本もありませんでした。
首の部分には乾燥した肉がついていたそうです。
じじいは出来心でその鎧の一部を取り外して持ち帰ろうとしましたが、帷子の一片たりとも剥がれませんでした。
互いに固く繋がっていて身体にも貼り付いているように感じられたそうです。
最後は石頭ハンマーで腕の部分をもぎとろうとしましたが、それも叶わなかったと。
陽が傾いてきたので、それ以上滞在すると自分が宿泊のために建てたテントに下りるのが夜になってしまい危険なので、そのときは放置したそうです。
翌日、ふたたびその場所を訪れましたが、鎧屍体はそのままでした。
欲と興味の塊になったじじいは、その屍体を引きずろうとしましたが、重くて少しも動かすことができなかったそうです。
「あれは、重かったわい。すこしもうごかんのよ。大砲みたいなもんよ」
これは持って帰っては良くないものかもしれん(他の人に伝えて一緒に持ち帰ることも良くない)とじじいは考えて、
その屍体の上に近くの森から運んできた枯れた樹皮や下草をかぶせて、読経してその場をあとにしました。
彼が山中で見た不思議物のなかでも、五本の指にはいるほどの奇怪なものだったそうです。


<感想>

プレデターかも知れない(真顔)。