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ネットの怖い話・都市伝説まとめ局

怖い話と都市伝説を感想付きでまとめています
山守から聞いた話

冬の夕暮れ時、昼から降り続いた雪が止んだので、木の様子を見に山へ向かった。
林道から作業道へ入ったあたりで、薄闇を通して前方に人影が一つ見えた。
白い服を着た女性らしき後ろ姿が、けっこうな速さで山奥へと歩み入ってゆく。
眼下の雪上には、先を行く女性のものであろう足跡が一筋。
冷たい雪を踏みしめて深山へと続くそれは、どう見ても裸足だった。
急に背筋を冷たいものが這いのぼり、見回りもそうそうに家に戻ったそうだ。


<感想>

現代の雪女って感じですね。











妻の友人に聞いた話

山の墓地で草むしりをしている最中、ふと顔を上げると子供がいた。
墓石の裏から顔を半分のぞかせて、こっちをジッと見つめている。
お墓で遊んじゃダメよ と声を掛けようとして気がついた。
その墓石は、切り立った斜面に密着するように建っていて、裏に人の立ち入る隙間などない。
首を伸ばし、少し角度を変えて覗き込むと、
子供の顔は、墓石の中に引き込まれるようにスーッと消えた。
不思議に怖いという感情はなく、何故か不憫に思えたので、
その墓に小さな花を供え、静かに手を合わせた。

家に帰ってから作業用のズボンを脱ぐ際、
ポケットにクレヨンが1本入っているのに気がついた。


<感想>

草むしりをして、
綺麗にしてくれたのが嬉しかったのかな?












この話はちょっと微妙なラインの話であるし、あまり話していい事ではないです。
だから致命的だと思われる箇所の話はぼかして書くし、
ほとんどの人が「オカルト」としてではなく、別の意味で信じない事があるだろうし、
最初から割と平易な書き方で書くので、質問とかされても答えないし、答えられないのでよろしく。

場所はC共和国の北部山岳地。
ちょっとした事情で地元の軍隊の小隊を訓練する為に、アドバイザとして参加してました。
というのは表向き。実際はアドバイザ兼小隊指揮を取らされて、ゲリラ潜伏地帯への偵察をやっていました。
あっちの地方のゲリラってのは山岳地帯にキャンプ張っている事が多くて、そこで●薬を作ったりもしてます。
しかしそこの位置が問題でして、かなり国境に近い位置に張ってます。
だから偵察に行く前に会議をして、戦う為の決まり事っていうのを聞かされました。
A地点(仮)に行くまでは絶対に発砲してはならないってのが主旨。
もともと政府とゲリラの癒着が激しいので、
会社と一部の官僚が談合したこっそりやらないといけない仕事だったので、
下手に不正規の撃ち合いを国境近くでやって刺激したくなかったようです。

で、まぁ目的地まで徒歩で4時間くらいのところでトラックからおろしてもらって、
鉄砲もってこっそりこっそり夜の山の中を進んでいった訳ですが。
その途中でみんなが不審な声が聞こえると言い出した訳ですね。
向こうの言葉で、大体の意味としては「死ね」とか「死んだ」とか、そういった言葉とか、「ひどい」とか。
こちらとしてはとても困ります。
敵側の偵察か、もしくは他の勢力か?撃ったらまずいし…でも防御はしないといけません。
とりあえず全員氷のように固まって隠れました。
するとしばらくするとガサガサやりながら何か近づいてくるんですね。
同時に「撃った」とか「殺す」とか、そういう言葉も近づいてくる。年とった人によく見られる言葉でした。
コンタクト、ですね。ほぼ全員がその「何か」に銃を向けて隠れて固まってました。
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去年の秋の話

10年以上の付き合いの気心知れた6人の仲間と俺の合計7人パーティーで山を登っていた。
おれはサブリーダーで常に列の最後尾を努めていた。

山に入り小峰を制覇し、決められたルートを次々にこなしながら順調に登山は進んでいた。
昼飯も済ませ、全行程の60%程をこなしたところで何故か急に足が重くなった。
痺れたり疲れているのではない。元気は十分だった。しかしなぜか「重い」のである。
最初は気にせずにいたが徐々に重くなり、10分もすると全く歩けないほどに足が重くなった。
俺は先頭を歩いているリーダーにちょっと休もうと呼びかけた。
しかし返事がない。というより聞こえている様子が無い。
大きな声で呼んでみたが、全員が声が聞こえた様子もなくどんどん離れていく。
普段リーダーは常に列の全員に気を配っているのでこんな事はありえないのだが、
その時は実際リーダーを含め全員が振り返りもせず、むしろ途中小走りになってすぐに視界から消えるほど離れてしまった。
おれは足の事もあるしとりあえず落ち着く為に荷物を降ろし、お茶を飲んだ。
自分の足を点検したが怪我をしているわけでも疲れてもなかった、しかしなぜか歩けないほど重い。
が、お茶を飲んで10分ほど座っていると少し「重さ」が和らいだので、列に追いつくためにゆっくりと歩き始めた。
そして歩き始めて5分もしないうちに、後ろの方向から誰かパーティーが来る気配に気づいた。


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太平洋戦争中、曽祖父は兵役で東南アジアに出征していたそうです。
と言っても戦闘要員ではなく、現地に補給用の鉄道のレールを敷く工兵部隊の、小隊長を命ぜられていました。
小隊長といってもふんぞり返っていられるわけではなく、自分自身も一緒に作業していたそうです。



ある日、いつものようにレール敷きの作業をしていた祖父は、
探していた工具がトロッコの下にあるのを見つけて、取ろうと思いトロッコの下にもぐり込みました。
すると向こうの空から、聞きなれないプロペラ音が聞こえてきました。
その時曽祖父はトロッコの下にもぐり込んだまま、心臓が止まるかと思ったそうです。
それは敵の戦闘機のプロペラ音だったのです。
「敵機ぃーーーーー!!!!」
隊員の誰かが言うが早いか、機銃掃射が始まりました。
運良くトロッコの陰にいる形になった曽祖父は、戦闘機の照準にはなりませんでした。
そしてトロッコの下から、「みんな逃げろ!逃げろ!それか隠れろ!!!!」とわめいたそうですが、
逃げ遅れたり隠れられなかったものは、次々と弾丸に倒れて行ったそうです。


[ジャングルで遭難]の続きを読む