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ネットの怖い話・都市伝説まとめ局

怖い話と都市伝説を感想付きでまとめています
2019/01 | 12345678910111213141516171819202122232425262728293031
俺の祖母には、毎日朝早く一人で散歩に行く習慣があった。
その時には必ず双眼鏡を持っていく。その理由を尋ねた時にこんな話をしてくれた。


祖母がまだ幼いときの話だが、ある日の早朝にたまたま目が覚めて家の外に出ると、
はるか遠方、山の間に巨大な何かが顔を出していることに気づいたという。
呆然と眺めているうちに、それがこちら側にどんどん近づいていることがわかって、祖母はすぐに両親を起こしたそうだ。
両親もそれを見て驚き、3人で手分けして集落中に伝えて回った。
最終的に、集落の人々を全員集めてできるだけ遠くに避難することになったらしい。

正午あたりにそいつは集落を通り過ぎた。
そのころには祖母を含む集落の人々は、数キロ離れた林の中でまとまって隠れていたそうだが、
そこからでもはっきりと見えるほどのそいつの巨体と、
響き渡る「お゛ーっ、お゛ーっ、お゛ーっ」っていう声?が強烈に印象に残ったらしい。
集落は何故か全く荒れていなかったそうだ。
もちろん、そいつが何なのか知っている人は誰もいなかったんだと。

それ以降、祖母はそいつが怖くて仕方なく、毎朝早起きしてそいつがいないか確かめるのが日課になったらしい。
でも今では町の建物が高くて家の近くからでは遠くの山まで見ることができないので、
わざわざ少し遠出して双眼鏡で景色を見ているんだということだった。


先日初めて新宿に行って、ビルの高さと多さに驚いたのがきっかけで思い出した話。
あんだけバカ高いビルが所狭しと並んでたら、そういうのがすぐ近くまで来てても気づかないかもね。


<感想>

たまたま見えただけで、
本体に実体はないというか、
別次元にいるので、直接的な害はないのかも?









祖父が自営業を山の近くでしていたんだけど、
たまーに山の方に入って、祖母、母、俺でワラビを採りに行ってた。
これを焼いて?茹でて?マヨネーズで食べると美味い。

その時は祖母と二人で採ってたんだけど、俺だけちょこっと山の奥に入り過ぎたのね。
っても、俺も小学生の高学年だから何が危険とかの分別はついてる。
で奥に進んでくと綺麗な川が流れてて、その周囲の割と平たい岩の一つにワラビが大量に置かれてあった。
誰かのかな?と思ったけど、付近に誰もいない。
そしたら大きなサルみたいなのが現れたんだよ。
身体にまだらに苔が生えてて、不思議と威厳?を感じた。
そいつがジッと俺の方を見てくるのね。
警戒してるのかな?と思ったけど、どことなく来いって誘われてる気がした。ワラビやるぞーみたいな感じで。
まあ、俺は怖くなってすぐに逃げたけどな。

それで祖母に話をしたんだよ。
そしたら「まるまる様が目をかけてくれたんだね」って。
本当に祖母は『まるまる様』って言ってた。
これは本当の名前ではなくて、本当の名前は言ったら駄目って教えてくれた。
「名前には力があって、言うだけでその人から持っていく」
そう言って、祖母は地面にその名前を書いてくれた。
書くだけでも割と危険らしいけど、「ちゃんと、後の人に伝えないとね」って言ってた。
名前なんだけど、不思議と発音できないんだよなあ。
カタカタなんだけど日本語っぽくないと言うか、どう発音していいのかがわからん?感じかな。
山は別に霊山とかでなくて、ごくごく普通の山。
祖母は、
どこの山に出てくる。姿も時に違うけど。
欲しいものをくれる、身体が大きい、苔がはえてる。
とは言ってた。
祖母の祖父が出会ってるらしい。

そのあと、祖母が笑顔で、
「貰わなくて良かったね。タダより怖いものはないから」
が一番怖かった。


<感想>

もらったら、苔が自分にも生えてきて、
それに変化しちゃうのかも知れないですね。

あとを継がせてやるぜ的な…(嫌すぎる)。









そういえば俺も、詳しい人に聞いてみたいことがある。
死ぬほどは怖くないけど、洒落にならないなと思った出来事。

2年前、生駒山に初詣のような感じで寄った。
1月の半ばくらいかな。当時付き合ってたやつと二人で
ドライブしているうちにちょっと見かけたから行ってみたわけ。
ちなみに霊感みたいなものは二人ともなくて、
俺が辻褄が合わないような目に遭いやすいってくらい。
奈良側から上って、すぐになんかの神社についた。
結構有名だと思うけど、もうその神社の名前は忘れてしまった。
日本で唯一歓喜天?ガネーシャ?を祭ってるとか
そんな呼び込みだった。
俺も彼女も神社巡りとか嫌いじゃないから、
ああ、面白いね、って感じで登ってみたわけ。山道だよ。
石段が続いててさ。両脇に奉納された地蔵がずっと何百何千連なってる。
でも不気味な感じじゃなくってさ、
すがすがしい感じで、石段登っても全然疲れなくて
不思議だなあと思ってた。
本殿?奥の院?、まで結構あって、かなり立派な神社だった。
でも一番奥の一番でかい社殿には、歓喜天がいなかった、ような気がする。
だから、せっかくだから歓喜天のいる社殿にも回って行こうって話になって、
いろんな小道をぐいぐい進んでさ。
そして小さめの社殿に着いたんだよね。
その社殿には普通にお参りしたんだけど、なんか裏側に道が続いてんの。
裏側は岩山なのね。崩れそうな石段でさ。
フェンスが張ってあって、登れないようになってる。
で、俺はその石段の行く先を見上げてみたの。
そしたら石の鳥居が見えた。奥に祠のようなものがある。

その祠に注目した瞬間、いきなり目の前に、なんつーの?
バン!バン!バン!って、白い和紙に、黒い太い墨で
カタカナで真言?みたいなのが浮かぶの。どんどん殴り書きされていく。
オンマニなんとかかんとか、みたいな。もっと違うやつだったけど。
不動明王の真言とかって、よく祀ってある所に行くと書いてあるじゃん。
あんなのがすごい勢いで、縦横無尽に書き込まれていくの。
でも目はその祠を見てるわけ。でも一方でその、埋まって行く白い和紙を認識してるわけ。
光景がダブるというか、すごく妙な感じ。
ハア???って思って、視線をすぐそばにあった看板に移した。
「この上の祠は、以前は修験者が修業の場としていましたが、危険な為、
 現在は通行止めです」と書かれていた。
俺はぼんやりと、ああ、今のはその修験者の人達が唱えていた真言だったのかな?
と思った。

彼女に話すときっと変な顔をされると思って言わず、歓喜天の祀られている
社殿についた。扉が閉まってて、ご本尊である仏像はよく見えなかった。
それで、手をぱんぱんと打って合わせ、目を閉じた瞬間、
ぶわっと俺の後ろに数えきれないくらい大勢の人々が並んでいる映像と、
俺の周りに緑色をした、よくわからない生き物がいくつかいるのが見えて
これまた「なんじゃこりゃあ」と思ってびっくりした。
なんかいろいろいたんだけど、はっきり覚えてるのは、
エメラルドグリーンの直径20センチのまりもみたいなのがいたこと。
焦って振り向いてみたけど、参拝客がまばらにいるだけで、
そんなのは何にもなかった。

それでも、石段を降りるのもなんだか体が軽いくらいだし、
爽快な気分だったので、よい初詣をしたな、くらいに思って帰った。
しかしその年の春から今年の夏くらいまで、ものすごいひどい年になって、
マジで死ぬ寸前までいった。今はうって変って幸せに暮らしてるけど。
なんか今になって思うと、この生駒山での参拝は、
よかったのか悪かったのかよくわからない。
俺は、歓喜天の参拝の時に見えた、
俺の周りにいた生き物たちをそこに置いて来てしまったような気がする。
それらは何であれ、それまで俺を守ってくれていたような気がするのね。
だから、詳しいことが分かるような人、
この体験って何だったのか、意見を聞いてみたい。

ちなみに、本当に実話。地味な話だから分かると思うけど。


<感想>

不幸と幸せが順番に来たなら+-ゼロかな。









兄夫婦の嫁さんが教えてくれた話なんだけどいいかな?
兄嫁(めんどいので仮名でK子さん)のお父さんは昔から農家をしてる人なんだけど、
農家って小さい頃からお手伝いさせられるから大変だったってよく愚痴をこぼしてた。
そんな愚痴の流れと酒の勢いで出た話。

当時K子さんは小学生低学年くらいで、家の作業を手伝ってた。
K子さんのお父さんはジャガイモとかソバとか、果てはワサビとか色んなのを作ってた。
なのであんまり収穫とかに機械を使わない(規格的に使えない)ので手作業だったらしい。
それでも無農薬で丹精込めて作った野菜は本当においしくて評判だった。

ある日、K子さんのお父さんの兄が農家をやめるってんで、土地の一部を請け負った。
そこそこの広さだし、元はソバを育てた土地だから、とりあえずジャガイモを植えて様子を見た。
そのジャガイモの最初の収穫のとき、K子さんが手作業で掘ってたら面白いものが出てきた。
よく大根とかである、人みたいなジャガイモが採れたんだって。
それもリアルな顔立ちをしてて、ジャガイモにしてはサイズもデカい。
こりゃ珍しいってんでお父さんに見せたら、「よかったかなー」って褒めてくれたそうだ。
その芋は出荷せず、その日にバター醤油で焼いて食べたが、お父さんの土地のジャガイモよりおいしくない。
デカくなりすぎてるし、まだ整った土地ともいえないし、そんなもんだよってお父さんは教えてくれた。

それから何度か植え付け、収穫を繰り返してたんだけど、必ずデカめで人っぽいジャガイモがとれたらしい。
よくよく思い返すと、いつも同じ場所でその人面ジャガイモは見つかるんだって。
他のジャガイモはどんどん美味しくなるのに、そのジャガイもだけはおいしくないまま。
で、採れる度に毎回食卓に並ぶ。それがK子さんが高校受験くらいまで続いたらしい。

けどK子さんのお父さんの兄が失踪してから人面芋が収穫できなくなった。
それどころか請け負ってた土地の作物が急に不作続きになって、結局荒地になってしまった。
K子さんのお父さん曰く「土に何かしてたのかもなー」って気にも留めてなかった。
K子さんもそこまで気にはしてなかったが尾を引く事件だったなーとは言ってた。
けど私からするとそんな、何かも知れない土地とモノで育った野菜を食べてるのかと不安になったよ。


<感想>

先日食べたミカンが、ひとつだけ異様にまずくて怖かった。

見た目は普通だったんだけど…。










山陰地方だけど、米を作ると廃人が出る田がある。
被害に遭うのは地区内にいる田の所有者の血縁者のみ。
若い者ばかり皆精神を病む。
稲は必ず植えなければならないが、稲刈りをしてはならない。
春には枯れた稲を田にかき込む。

俺が小学生のころ、所有者が田の一角で赤米を作って収穫した。
その年の冬、高校生の兄妹が二人いっぺんにおかしくなった。
所有者の本家筋の長男長女だった。

山すそを開いて無理やり作ったいびつな田だから、毎年手間がかかって仕方がないようだ。
理由を知ってただろう地区の長老は、田植えを忘れないことだけを言い残して鬼籍に入った。


<感想>

石を積んでいくうち、鬼に蹴飛ばされて壊されるが、
延々繰り返さなければならない地獄の話を思い出しました。